映画『猫は逃げた』は、R15+指定のラブストーリーとして夫婦それぞれのラブシーンが印象的に描かれている作品です。今泉力哉監督と城定秀夫脚本によるコラボ企画「L/R15」から生まれた本作は、離婚寸前の夫婦とそれぞれの恋人が織りなす恋愛群像劇となっています。この記事では、各ラブシーンの見どころやファンの反応、視聴方法まで詳しくご紹介します。
| 作品名 | 猫は逃げた |
|---|---|
| ジャンル | 映画(日本映画・R15+) |
| 公開日 | 2022年3月18日 |
| キャスト | 山本奈衣瑠、毎熊克哉、手島実優、井之脇海 |
| 監督 | 今泉力哉 |
| 脚本 | 城定秀夫・今泉力哉 |
| 話題のシーン | ラブシーン(複数シーン) |
『猫は逃げた』のラブシーン一覧
本作では、離婚寸前の夫婦がそれぞれ別のパートナーとの関係を深めていく過程で、複数のラブシーンが描かれています。R15+指定ならではの踏み込んだ描写がありつつも、登場人物たちの心の揺れや関係性の変化を丁寧に映し出しているのが特徴です。
亜子(山本奈衣瑠)と松山(井之脇海)のラブシーン
レディコミ漫画家の町田亜子を演じる山本奈衣瑠と、雑誌編集者の松山俊也を演じる井之脇海によるラブシーンは、物語の転換点として重要な役割を果たしています。夫・広重の浮気を知った亜子が、担当編集者である松山と関係を持つという展開です。
特に印象的なのは、亜子と松山が自宅で体を重ねている最中に飼い猫のカンタが脱走してしまうという場面です。ラブシーンと猫の失踪という2つの出来事が同時に起こることで、物語が大きく動き出します。
亜子にとってこの関係は、夫への報復ではなく、自分自身の感情に向き合うきっかけとして描かれています。山本奈衣瑠の繊細な表情の演技が、亜子の複雑な心境をよく表現しているという声が多く見られます。
広重(毎熊克哉)と真実子(手島実優)のラブシーン
週刊誌記者の町田広重を演じる毎熊克哉と、広重の後輩カメラマン・沢口真実子を演じる手島実優によるラブシーンも本作の見どころのひとつです。広重が真実子との不倫関係を亜子に告白したことが、夫婦の関係が決定的に壊れるきっかけとなっています。
広重と真実子のラブシーンは、仕事上のパートナーシップから恋愛関係へと変化していく過程が丁寧に描かれている点が特徴的です。毎熊克哉の抑えた演技と手島実優の自然体の演技が、不倫関係でありながらもどこか切ない空気感を作り出しています。
レビューでは「夫婦それぞれのベッドシーンはやや唐突に感じるが、映画として観終えてみれば決してやり過ぎではなかったと後から腑に落ちてくる」という評価が見られます。
各ラブシーンの見どころ・注目ポイント
『猫は逃げた』のラブシーンは、単なる恋愛描写にとどまらず、登場人物たちの心理や関係性を深く掘り下げる演出として機能しています。ここでは、演技や演出面での注目ポイントをご紹介します。
演技・演出の見どころ
本作は今泉力哉監督らしい長回しの演出が随所に見られます。特に4人の登場人物が絡む対話シーンでは、カットを割らずに複数の人物の表情や感情の変化を同時に映し出す手法が高く評価されています。
脚本を手がけた城定秀夫監督は、Vシネマやピンク映画の分野で活躍してきた実力派です。そのため、ラブシーンの描写にも独特のリアリティがあり、今泉監督の繊細な演出と組み合わさることで、R15+作品としての説得力を持たせています。
また、「L/R15」というコラボ企画ならではの面白さとして、城定監督が脚本を書き今泉監督が演出するという座組みが、通常の今泉作品とは異なる色合いのラブシーンを生み出しています。
ファンの反応・評価
ラブシーンに対する視聴者の反応は、さまざまな意見が寄せられています。「ラブシーンはあるけれどエロさは感じなかった」という声があり、物語の一部として自然に受け止められているようです。
一方で「不倫シーンがもうええて!ってなる」という率直な感想もあり、夫婦それぞれの不倫関係が複数回描かれることに驚く視聴者もいるようです。
全体的には、ラブシーンそのものよりも、猫のカンタをめぐる夫婦の心理劇や、4人の男女の不器用な恋愛模様に注目する声が多い印象です。R15+指定ではあるものの、「独特の温かさや優しさがある」という評価が目立ちます。
『猫は逃げた』を視聴するには?
『猫は逃げた』は複数の動画配信サービスで視聴可能です。以下の主要サービスで配信されています。
Netflix、Hulu、Amazon Prime Video、U-NEXT、DMM TVなど幅広いサービスで配信中です。最新の配信状況は各サービスの公式サイトでご確認ください。
この作品は各種動画配信サービスで視聴できます。最新の配信状況は各サービスの公式サイトでご確認ください。
なお、本作はR15+指定となっているため、15歳未満の方は視聴できません。DVDやBlu-rayも発売されており、レンタルでも視聴可能です。
この作品が好きなら(関連作品)
『猫は逃げた』を楽しめた方には、同じ「L/R15」企画のもう1本の作品もおすすめです。
城定秀夫監督・今泉力哉脚本の『愛なのに』は、「L/R15」企画のL(城定監督)側の作品です。古書店を営む男性の片思いを描いたラブストーリーで、『猫は逃げた』とはまた異なるアプローチで大人の恋愛を描いています。
また、今泉力哉監督の他の作品では『愛がなんだ』『街の上で』なども、日常の中の恋愛を繊細に描いた作品として人気があります。
まとめ
『猫は逃げた』のラブシーンは、離婚寸前の夫婦がそれぞれ別のパートナーと関係を持つという設定の中で、登場人物たちの感情の機微を映し出す重要な要素として描かれています。城定秀夫の脚本が持つリアリティと、今泉力哉監督の繊細な演出が融合したR15+ならではの表現が本作の魅力です。
山本奈衣瑠、毎熊克哉、手島実優、井之脇海という実力派キャストの演技も相まって、単なるラブシーン以上の深みを感じられる作品に仕上がっています。猫のカンタが見守る不器用な4人の恋愛劇を、ぜひご自身の目で確かめてみてはいかがでしょうか。

